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さよならの挨拶をして。

千秋楽を終え、バラシを終え、打ち上げを終え。明け方寝て起きたら17時で、29日は何もしないまま過ぎていきました。閏年とは。

今までの毎公演と同じように、卒業公演『贋作・桜の森の満開の下』は終演しました。
毎回毎回、終演後にブログを更新していますが、コレは自分なりの儀式みたいなもので、公演中に考えたイロイロを総括して、未練を断ち切るというか、キモチを終わらせるというか、そんな意味合いでやってます。
学んだことを次に活かすためではなくて、ひとつの公演をきちんと自分のなかで終わらせるために。

4回生の先輩方……爆竹ギルガメッシュさん、さよなら餅子さん、かしす彩与さん……は今までの引退公演や卒業公演のときと比べて全然湿っぽくなく、明るく卒団されていきました。
そのせいなのか、今、寂しいよりは晴れやかな気持ちで、「楽しかった!」と公演を振り返ることができます。自分はかなりセンチメンタルな体質だと思っていたので、意外なことに。


今回、エナコ、ビツコの女(山賊の手下)、マネマロ(王家の側近)、ヘンナコに加え鬼女、追っ手、クニの人(パパラッチ)の7役を兼役しました。
エナコもビツコもいい子だったし、他の役もカッコよかったり楽しかったりする場面に出ることができて、充実した100分間の舞台でした。

野田作品をたくさん観たことはないのですか、観るのも演じるのもとてもとても好きで、たぶん自分の中に野田的細胞が眠っていて、血が騒ぐんだと思います。言葉遊びの多い台詞も、動き回る芝居も、強いキャラクター性も。
ただ周囲と観客の空気を読むことだけを考えて、あとはひたすら好きなように演じていました。
ただただ楽しかったです。

初舞台の役のリベンジのつもりで取り組んだエナコ。強烈なキャラクターと派手な言動が好きで、メインの役として悔いなく演じられた。
どうしてもいちばんやりたかった役がビツコ。『贋作~』の中でマナコさんがいちばん好きで、爆竹ギルガメッシュ先輩の隣でわいわいするのがほんとうに楽しくて、最後に先輩と芝居ができたのが嬉しかった。
最も体力を使ったのがマネマロちゃん。王家の中では気が弱くて怖がりで、でもアナマロさんに付いて走り回り歩き回り、笑顔で表情筋を酷使した。
ヘンナコは毎公演アドリブで演じた。朝、ホール入りする前に今日はどうしようと考え、本番中に客席の反応を見ながらその日のキャラクターを決めた。共演する市毛くんの反応が毎回楽しかった。
ダンスも殺陣も振付が素敵で、演じていて嬉しかった。大好きなマナコさんの最期を飾れたのが誇らしかった。


たくさん魅力的な役をもらえたこと、精神的にとても支えられたこと、何よりこの作品に出演する機会、たくさんの楽しい時間を与えてくれたことを、本公演の演出さんに感謝しています。

明日からの同志社小劇場を担うなんて、大袈裟な言い方はしないけれど、それに近いことができたらと、こんなふうにいい舞台をこれからは私たちの手で作っていきたいと思いながら。

また数週間後、新歓公演のブログでお会いしましょうなカンジで。

にさわまほでした。
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『贋作・桜の森の満開の下で』感想

同志社小劇場御中

同志社小劇場初観劇。終演後にパパッとアンケートを書くのが苦手なのでこちらに感想を書かせていただきます。

同志社小劇場は遠くは筒井康隆さん、近くは金田一央紀さん(ハウフトバンホフ主宰)、出田英人さん(劇団ゼットン)の所属した劇団というのは知っていました。ある観劇ブロガーの方が賞賛されたり今年は学生劇団を多く行きたかったりで演劇集団Qに続いて同志社大学の劇団を観劇。

作品そのものはあまり好きではなかった。たぶん野田氏の作品は合わないみたい。ただ舞台(作品)は綺麗だった。

なので、途中から役者を楽しむ観方に(笑)

役名で役者の感想を。

全体として男性役者より女性役者の方が安定感があったイメージ。

最初に目を惹いたのがマナコ役。終始目立つし安定した魅力ある演技。上手い。

次にエナコ役。表情が魅力的。後半少し失速したと感じましたが前半のキラキラ感は半端なかった。

そしてエンマ役。動きが大きく見える。声量が圧倒的。表情から一昨年池袋演劇祭大賞を一人芝居で獲った劇団ショウダウンの林遊眠さんを想起。眼が行く存在感。

夜長姫役。声の使い分けが上手い。見事。

早寝姫役。かわいい系担当。もう少しいろんな意味で観たかった。

ハンニャ役。キレイどころ担当? 安定はしていた。もう少し声量でれば。

鬼征伐人役。安定していた。何か気になる。他の役を観てみたい。

オオアマ役。後半になればなるほどノッテきはったのかこっちが見慣れてきたのか味のある演技をされていました。

耳男役。前半台詞が入ってこなかった台詞回しだったが後半は良くなっていった印象。

赤鬼役。雰囲気はいいもの持ったはる感じ。作品によってはかなり好きになってしまうかもしれないタイプ。

青鬼役。ムラがある感じだが良いときは結構印象に残る演技でした。

以上のように私は感じました。これで全員かな。。

役者さんのレベルは高い印象。作品を替えて観てみたいです。

完全な演劇素人ですし単純に観劇が好きという人間ですので失礼があったらお許しを。

観劇人間K様

たくさんコメントをいただきありがとうございます。同志社小劇場制作の二澤と申します。お返事が遅くなり申し訳ありません。
いただいた感想は劇団員で共有します。また次の機会にご観劇いただければ幸いです。
また、ご質問に関しては本公演演出がブログにて記しましたので、よろしければご一読ください。

コメ返ありがとうございます

同志社小劇場御中

読ませていただきました。卒業公演の真っ只中なのでアッチコッチ観劇してます。

カシスさんモッタイナイナ~

客出しもカシスさん、爆竹さん、にさわさんが元気よくて笑顔で、元気いいだけではなく顔見て言うたはるなど好印象でした。

3回生も実力あると聞いています。

また観る機会があれば楽しみです。

あらためまして卒業公演お疲れ様でした。
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京都の学生劇団、同志社小劇場のブログです。

同志社小劇場

Author:同志社小劇場
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