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兼役役者と呼ばれて

今回、にさわまほは5役以上兼役しています。
と申しましたが。

実は私、同志社小劇場の初舞台から兼役をやっていました。

『アルジャーノンに花束を』パン屋のちゃらちゃらした兄ちゃんとアメリカンな絵描きの女。
一人二役。でも実は主人公チャーリィが勉強に使うラジオの声も担当していました。地味に三役。
出るシーンには間があったので着替えは楽だったのですが、初舞台で取り組む役が二つ、役づくりに苦しんだことを覚えてます。

最高兼役記録は、文句なしに一昨年の引退公演『MORAL』です。
俳優4/部下1/生徒2/気配3/主婦2/経済学の影/秘書/おろし隊/部下3/茶飲み友達
合計10役。
このときの公演は着替えがなかったので、兼役と言ってもわりと楽でした。

いちばん兼役がしんどかったのは、夏プロデュースのあおにさい企画『モンタージュ』。
ふたり芝居で私は 少女/老女/母/少年/老人の計5役、場面転換の間に着替えないといけない(→逆に言えば、私が着替え終わらなければ次の場面に進めない)状態で軽くパニック、衣装のお手伝いさんに2人ついてもらって必死で着替えてました。ひぃ。

去年の引退公演『唇に聴いてみる』では、床屋(ガンマン1)/運動会の少女/扉の住人という軽めの兼役。もっと兼ねている人もいたし、着替えも2回だけといつカンタンさでした。

さて、今回はというと。

鬼女/マネマロ/エナコ/ビツコの女/クニの人/ヘンナコ/追手

という7役の兼役です。しかもすべて違う衣装。
アイテムを細かく変えたりするので、そこを見ていただいても面白いかもしれない。
「また出てきた!」と思うか、「違う人が演じてるのかと思ってた!」と驚くかはお客様次第。イヤ、私の力量次第!

どちらにしろ、楽しんでいただけるとうれしいです。

表情、動き、声、すべて役によって自然に変われるようになったら成功かな?

鏡を見ながら日々研究しています。


思い返せば、保育園に通っていた頃、年長さんで学芸会をしたとき、「ブレーメンの音楽隊」だったのですが、私一人だけ兼役していました。
私の役は冒頭10秒しか出ない、ロバの飼い主の親父役でした。(台詞は「こんな軽い荷物も運べないのか。出て行け!」)
あまりにも出番が短いのと、役柄が役柄なだけに可哀想だと先生に思われたのか、泥棒一家のメンバーにも入ることになりました。人生初、早着替えからの一人二役。

今回の役のひとつが、山賊団(?)の一味。
人生ではじめての劇、はじめて演じた役の原点に帰ったような気がします。

兼役の面白さ、噛み締めながら演じますので、しかとご覧あれ!
初心に返って頑張ります。


同志社小劇場卒業公演『贋作・桜の森の満開の下』、いよいよ来週。
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