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「わたしの演劇史」ハクナマタタ



ご無沙汰しております。
寝て起きたら4回生になっておりました間宮です。
気付かないうちに学生生活もクライマックス?を迎えており、
周りの4回生を見渡せば、卒論というラスボスをなんとか退治し、海外やらリゾートやら、ボーナスステージへと向かう飛行機に乗っているではありませんか。
ぼくは今日も稽古場のある新町へと地下鉄に乗る日々を送っているのであります。

先日公演情報が解禁となりましたが
卒業公演としてロロの『はなればなれたち』を上演させていただくこととなりました。
向井川淋しいという女の子が演劇を始め、劇団を作っていくというストーリーに沿って、
今日からのブログでは「わたしの演劇史」と題して劇団員に自分と演劇にまつわるアレコレを回していってもらいたいと思います。
良ければご一読ください。



ぼくが初めて演じたのは「羊飼い」でした。
6歳。頬を真っ赤にした、まるまるわんぱくわがまま幼稚園児でした。
通っていたキリスト教の幼稚園では、毎年クリスマスにページェントという演劇が行われ、イエス・キリストの誕生を物語に、ぼくはキリストの誕生を示す星を見つけるという羊飼いの役でした。
「そうだ間違いない。きっとあの星が私たちを救い主の元に導いてくれる」
今でもあの時の風景やセリフをなんとなく覚えていて、けれど覚えているということを覚えているかは不確かなので、きっと幾らか思い出補正のかかった、微笑ましい幼少期の思い出として覚えているのでしょう。

小学校に進んでも演劇をやっていて
毎年秋に学年で演劇をする、演劇の盛んな小学校でした。
怒られることの多かった3年生にはライオンキングのプンヴァ役を。「ハクナマタタ〜♪」
A型B型2度のインフルを患った5年生では大学生と一緒に環境問題の劇を作りクマ役を。
少しは落ち着きの出てきた6年生では沖縄地上戦を語るおじいさん役を。

中学校の学園祭でも
高校の演劇際でも、勉学以上に率先して演劇をしていました。

高校3年生の演劇際。
初めて舞台に立つことなく、舞台袖から上演を観ていました。
総監督なんてめちゃくちゃ偉そうな立場について
サークルの先輩方でもあられるヨーロッパ企画の『サマータイムマシンブルース』を上演しました。伏線に次ぐ伏線が張り巡られまくった2時間の作品を30分に短縮するという難題を、常に1.5倍速の早口で話す力技と幾らかの構成の組み替えを行い上演。伏線が全て回収された時の全校生徒のザワザワ感は今でも感覚として残っていて演劇を通じて「伝わったんだ」という喜びが他の何にも代え難い経験でした。

いよいよ薔薇色のキャンパスライフに突入したと思ったのも束の間
朝の満員電車に揺られ、大学の講義室で熟睡し、日の沈みとバス酔いと共にキャンパスを移動し、グラウンドを走り回り身体をぶつけ鍛えまくりプロテインを一気飲み。ヘトヘトになって日の変わった頃に帰宅するという日々を送っていたのでした。
しかし2年生の夏に度重なる怪我や挫折がありラグビー部を退部することとなりました。
その時、ぼくに残された選択肢は同志社小劇場に入ることでした。

高校生の時、勇気を出して同志社小劇場の舞台に足を運ぶことがありました。

2016年卒業公演『贋作・桜の森の満開の下』では、これまで味わうことのなかった小劇場演劇という世界観の奇妙さとワクワク感。大学生の力が結集された演劇を作るという事に魅了されたのでした。

と言っても「演劇を始める」というハードルは高く踏み込んではいけない一歩なような後ろめたさもあり
ずっとメールの下書きを書いては送れないままでした。
意を決して、とりあえず送って説明を聞いてダメだったら辞めようと半端な思いで説明を聞きに行きました。

気が付けば「入ります!」と前のめりに
数日後に始まるという稽古場に勢いのままに飛び込んだのでした。
そんな初舞台で演じたのは「妖怪お母ちゃん」でした。
男性でもなければ、人間でもない
訳もわからず必死に、ピンクのパジャマにアフロのカツラを被り汗だくになって演じていました。自分だけど自分から離れた人間?を必死になって遊んでいる。そんな感覚で、とにかく必死でした。
舞台に飛び出した瞬間のお客さんの笑いだったり、空気を一変させる瞬間だったり、そんな舞台に立つという魅力を味わったのでした。

と、書けば書くほど色んな思い出が尽きません。


あれから同志社小劇場に入り、役者、演出、企画、戯曲の執筆、上演まで。
2年半で11公演に携わり、次の卒業公演が12公演目となります。たぶん。
それまでの大きな自分や居場所を失ったぼくは
気が付けば新しい「演劇」と出会い「居場所」の1つとなっていたのでした。


「演劇」を通じて出会った全ての方へ「感謝」を込め届ける作品にしようと今日も稽古場へと足を運びます。
未だ出会ってない方とは「演劇」に出会ってもらえる機会となれば。
そんな沢山の「願い」のこもった作品となると思います。
是非足をお運び下さい。劇場でお待ちしております。
それでは、また!


次回はばいでん!よろしくお願いしますー!
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テーマ : 演劇
ジャンル : 学問・文化・芸術

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