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キャップの似合う女

…になりたいんです。
突然なんぞと思われるかもしれませんが、誰しも何かしら「なりたい自分」というものがあるのではないかというのが今回のブログのお話です。
もちろんそれは人によって程度が様々で、キャップが似合うように、から、性格のことから、果ては億万長者までたくさんのパターンが考えられます。
それに伴ってなりたい自分になる方法も様々で、ネット上には女性の可愛くなりたいを叶える方法が溢れているし、巷の本屋さんの一角には所狭しと自己啓発本が並んでいます。
まぁ、こんなことを書いているからと言って、最初から明確になりたい自分を持っていたかと言われると、そんなことはなく、、漠然と大きくなりきっと大学を出れば何がしかの仕事をするのだろう、ありふれたというと聞こえが悪いですが、どこかしら幸せで慎ましい生活を送るのだろうと思っていました。それは、なりたい自分になれる確証もないし、特になりたいものも思いつかなかったからです。実際、大学受験も大学でやりたいことがあったというよりは、やりたいことがなんか見つかればいいなくらいの気持ちでしていましたし、なろうと思えばなりたい自分に簡単になれると思っていました。
けれどそうやって入学した大学で演劇をしてみて、「何かになる」ということがどれほど難しいことかを実感しました。
私たちが「なる」のは作品の中の人々。(時には人でないこともありますが)
そして作品の中を登場人物達は、そこで苦しんでいたり、抗っていたり、誰かを愛し、愛されていたり、憎んでいたり、全てを受け入れたりして生きています。
そんな彼らになるべく、我々は戯曲を読み、言葉の端々や行動を掬い上げることで彼らがどんな人でなんのためにそこに存在するのかを見つけていくのです。
そうやって自分の役のことを考える時間は、いわば他人のことを考える時間でもある一方で、自分のことを見つめる時間でもあると思います。
なぜなら、役のことを考えるとき、一番考えやすい尺度は、自分だからです。「もし自分だったら」を唱えながら役と向き合ううち、自分の知らない自分に出会うこともしばしば。
その発見に戸惑うことも多いですが、それによってもっとこうなりたいという気持ちが自分自身に湧くことも、、、
もちろん、役者だけでなくスタッフをやっている時でも、すごい先輩や優秀な同期をみて、自分ももっと詳しくなっていい舞台を作りたいと思ったりします。
今の私は、なりたい自分に変われる、変わってもいい状況にいると考えると、毎日がわくわくでいっぱいです。
もし、これを読んでくれた奇特な新入生がいらっしゃって、演劇をしようか迷っているのならぜひ一度やってみてほしいと思います。
とっても刺激的な日々に出会えますよ~!
さて、今回の作品の主人公は環境に翻弄され、やりたかったこと、なりたい自分を目指すことができなかった人です。しかし彼女の人生は決して不幸せではなく、小さな幸福に溢れていたのだろうと思います。
そんな彼女の最期を描いた作品。それを、より暖かいものにするために今日も今日とて稽古に励んでおります故、もしお時間よろしければ小ホールに足をお運びくださいね!
しかもなんと!Wキャストなので、二度みていただければ同じ脚本で雰囲気の違う作品が楽しめると思います。おすすめです!
ではでは、新町別館小ホールにて皆様のご来場心待ちにしております~!
次は、新入生が入りたくなるブログを書くことに定評がありそうな岩越くんにお願いしたいと思います!
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京都の学生劇団、同志社小劇場のブログです。

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