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ゲゲゲの演出日記 第五回 「ゲゲゲのあたし」

ゲゲゲの演出日記 第五回「ゲゲゲのあたし」


ほうれん草を愛ですぎたせいで今枯れかけています。
愛が歪んでるのかなって思いました。
和田見です。



この前、今まで一度も上手くいっていなかった場面があったんですが、この前久しぶりに稽古でやってみました。そうしたら、かなり上手くいったんですよね。例えば運動なら上手くいかない動作をひたすら練習することが必要だと思うんですが、演劇では1人でやる場面の方が少ないので、周りと上手く噛み合わないことが上手くいかない原因になることが多いです。なかなか難しいなって思います。


他者との関係を作ろうとするとき、自分はどんな人なのかについて一番考えさせられると思うんです。ただ、僕個人の話をさせてもらえるなら、自分は「男なのか女なのか」「目に見えるのか見えないのか」、ほんとのところは分からない。体は男だけど心が男なのかってのは誰も定義してくれないし、自分が自分だと感じてる僕は僕の目には映らないし、他人からも認識できない。これが、「ほんとうのぼくってなんなの?」っていう時期なのでしょうか?笑
結局、人間性って行動でしかわからないっていう人もいるけどぼくは自分の行動については自分でもなんでこんなことしたんだろうってなることばかりなんですよ。皆さん、そんなことありませんか?自分でもなんであんなことしたのかわからないってこと、自分でもやりたくないけど他人から見てみたらやりたくてやったんだろうってこと。
それが原因で失敗しまくったことあると思います。


小学生だったか、幼稚園だったかよく覚えてないんですが、とりあえず小さい頃。母親が赤のマニキュアをよく塗っていたんですよ。すごい赤。ただ、そんなに綺麗に塗れてたわけじゃなくて、家事や仕事でかるくはげてしまっていました。そのことを写真に撮ったようにおぼえています。僕はそのマニキュアにすごく興味がありました。なんで爪を赤色に塗ってるんだろうって。今は好きです、マニキュア。はい。母親の爪ははげてしまっているのもあって、当時は良さがよくわかりませんでした。でも母親がつけてたのをよくみていたので、興味を持ってたんじゃないかなって今は思います。


ある日、マニキュアを触ってみました。すごく臭かったことを覚えています。けれど、慣れれば触ったことのない物質で、ワクワクしました。それを不意に爪に塗って見たくなりました。塗って綺麗さを確認したいっていうよりは単純に好奇心だったとおもいます、多分。
でも当時はプリキュアのような女の子が好むものを男が見ることは恥ずかしいって感覚が強くて、これを塗ってしまったらダメだって強く思ったんです。だから、最終的に自分でもアホやなって思うんですけど、鏡に塗りました。そして、自分の目に重ねて血が出てる〜みたいな笑


自分がこれをよくおぼえてる理由は、あの時、自分で自分の性別に自信がなくなったからです。冷静に客観的になれば自分は女の子になりたいように見えるな、そう思った瞬間背筋がゾッとしました。自分では好奇心でやったことがもしかしたら母親に勘違いされるかも。というか自分はもしかしたら無意識的に女の子になりたいのかも、とか。あの当時、とっても怖かったんですね。あの時出てきたのは、好奇心なのか好奇心の皮をかぶったあたしだったのか。わからない、でもわからないことを肯定出来るまで成長することが出来たこと、ここまで大きくなったことはなんとなく今、母親に感謝しとこうと思います。あとでラインでも送っときます・・・。



こんなこと言ったら僕嫌われるんじゃないかなっておもうんですけど、あたしね、とか俺はね、っていう一人称から始まる自分話って面白いのと、面白くないのすごく顕著なんじゃね、って偏見持ってるんですよね笑
その面白さって自分の面白さを自分で説明することじゃないですか。だからその人の面白さがもろに現れると思ってて。まぁ僕はなんでも笑っちゃうから自分でもなんやねんって思いつつ、でも自分で喋ったあと、この話に全く面白さを感じない!って思う時もあるんですよね。そういう話をした、特にブログを書いた後などはもう恥ずかしさで寝床からでれなくなります。

今回のブログを一緒に作ってくれてる制作の三回生、美月さんの彼女自身の話、めっちゃ面白いんですよ。もう毎回、僕のツボのど真ん中を貫いてきて困りますね!笑その面白さが演技にも滲み出すぎてて、魅力的ですね〜。だからか、最近もう、美月さんに何をさせたら面白いかなって考えるのとかすごく楽しくて、演出としては動かし甲斐のある役者さんです、ほんと笑スタッフとしても頼りがいがあってありがたい存在です。ぜひ、その滲み出た面白さ見に来てください!

同志社小劇場10月引退公演
『ゲゲゲのげ〜逢魔が時に揺れるブランコ〜』
演出 和田見慎太郎
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