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『俺は今から牛丼を食べるのである』


稽古終わりの 解散〜!の号令を言われた瞬間、今回演出を担当する和田見慎太郎に私はそう言い放ち、烏丸今出川にある某牛丼屋にダッシュで向かった。今日は朝からおにぎり一個しか食べていない。この空腹を満たしてくれるのはもう牛丼しかない。牛丼が私を待っている。愛しの愛しのおろしポン酢牛めしちゃんが私を待っている。私はただひたすら南に下った。



どこからか声が聞こえた。



『お前は昨日も牛丼を食べたではないか』



そうだ。思い出した。私は昨日もおろしポン酢牛めしちゃん並盛をかっ喰らったではないか。

もう終わりだ。打つ手がない。二日連続でおろしポン酢牛めしちゃんを食するなんて正気の沙汰ではない。今日は潔く諦めて家でカップ麺でも食べよう。


そう思った瞬間、ある単語がまたどこからか聞こえた。




『すし』




寿司だ。私にはまだ寿司があるではないか。
いやもう私は今から寿司を食べるほかない。寿司だ。寿司だ。寿司祭りじゃい。進行方向を180度変え、寿司屋に向かってひたすら北へ向かい、西陣の某K寿司にたどり着いた。



しかし、某K寿司にて私を待ち構えていたのは想像を絶するものだった。





“新商品!!牛丼屋を超えた『牛丼』”





何⁉︎寿司屋で牛丼が売ってるだと⁉︎
牛丼チェーン店がまるで三国志の如く群雄割拠してしのぎを削っているこの時代に、あえて突っ込んだというのか。
狂ってる・・・

ほうほう。『牛丼屋を超えた』というのだから、よっぽど自信があるのだろう。


そうして結局私は寿司屋に来て、牛丼を食べることになった。


かっ喰らう寿司屋の牛丼。うん。某牛丼チェーン店とは味が全く違う。実家を思い出させるような手作り感のある味がする。従来の牛丼の白米と肉の割合を3:1だとすると、この新商品の牛丼の割合は4:1くらいである。玉ねぎで多少誤魔化してることを考えると、4:0.7くらいか。しかしこれが良いのである。肉の個々の能力値が高いので、ノープロブレムなのである。
『世の中大事なのは量じゃなくて質なんだよバーカ』
牛丼君にそう言われた気がした。
なるほど、勉強になります。牛丼君。
牛丼なんて安くて量があればいいんだよ。そう思っていた今までの私が浅はかでした。すいません。
これからもお世話になると思いますが、何卒よろしくお願いします。ありがとう牛丼君!
牛丼万歳〜!牛丼万歳〜!牛丼万歳〜〜!





『今日も牛丼食べてよかったな〜』
『明日からまた稽古頑張ろ』



私は幸せ者である。




2回生大塚









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